風水で運気をアップ?
オフィスのレイアウトに風水を取り入れる方法
仕事上の人間関係などのトラブル防止したい、運気を高めたいと考えて、オフィスに風水の要素を取り入れたいという人は少なくありません。
ここでは、オフィスに風水を取り入れるときの考え方や、風水を取り入れる方法について解説します。
風水を取り入れる前に経営者の吉方位を知る
運気を上げるとされる「風水」において、方角は非常に重要といわれています。
そして、それぞれの個人にも、自分の運気を高めてくれる「吉方位」というものがあります。
まず、オフィスに風水を取り入れる前に、最優先で確認しておくべきことは経営者の「吉方位」です。
風水でいう吉方位とは、マイナス運を吐きだして、プラス運を取りいれるという「意味のある方位」です。
この吉方位は、人それぞれに異なった方位となりますので、予め調べる必要があります。
風水で方位というのは、北・北東・東・南東・南・南西・西・北西の8方向へ分けられます。
その中に、生気・天衣・延年・伏位、の吉方位が4方位あり、絶命・五鬼・六殺・禍害、の凶方位が4方向あります。
オフィスでは基本的に、吉方位4方向のうち、どれかに向かって座るのが良いといわれています。
自分の吉方位を知るためには、性別・生年月日・出生時間で本命卦を確認し、本命卦をもとに調べることができます。
本命卦は8種類、乾・兌・離・震・巽・坎・艮・坤、がありますので、まずは経営者の本命卦を確認してみましょう。
風水では、オフィスのレイアウトを考えるとき、風水では社長の椅子が向く方角に注意する必要があります。
基本的に4方向のうち、いずれかの吉方向に向かって座ることが良いとされています。
会社の経営を成功させるためには、経営者が本命卦向きに座ることが重要だといわれています。
また、オフィスのレイアウト上の問題で、本命卦の吉方位を向いて座れない場合は、吉方位に観葉植物を置くことでカバーすることができるでしょう。
太陽の光を取り込む窓の風水での考え方
窓には、オフィスに太陽の光を取り込んだり、空気を入れかえたり外の景色を眺めたり、と大切な役割があります。
風水でも、窓には気を入れかえる役割がある、大切な部分となります。
古く弱った気を外に出し、新しい元気な気を取りいれることにより、オフィスを生気に満ちた状態にすることができます。
また、風水では「幸運は窓から太陽の光とともに入ってくる」といわれていますので、窓を家具などで塞いでしまうことは、避けるべきことです。
運気を上げるためには、窓を背中にしてデスクを配置するよりも、窓が目の前にくるように配置するほうが良いでしょう。
風水では吉とされている窓なのですが、建物構造上の問題で窓を多く設けてしまうと、建物自体の耐久性に問題がでてきます。
そのため、新築でオフィスなどを建てる場合は、建物の耐久性に問題がでない範囲で、窓をどれくらい設置するのかを考慮することも重要です。
また、窓には水の運気がありますので、透明にしておくことが基本です。
窓が汚れていたり曇っていたりすると、太陽の光をオフィス内に拡散できず運気も悪くなります。
窓は、常に磨いてピカピカの状態に保てるようにすることが大切です。
仕事がはかどらないのは風水が悪いから?風水での通路の考え方
オフィスで仕事をしているとき、落ち着かないことや仕事に手がつかないということはないでしょうか。
特に、デスクでの仕事中に、自分の背後を人が通ると、気分が乗らないことがあります。
これは風水上、デスクの背後に通路があるオフィスは、悪い気が発生しやすいとされているためです。
オフィスのレイアウトを考えるとき、可能なかぎり全員の背後を人が通れなくする、というレイアウトが理想的です。
仕事の流れや利便性を考慮した場合難しいかもしれませんが、できるだけでデスクの前や横に通路がくるようにレイアウトを考えてみましょう。
また、オフィスの入口は悪い気が入りやすい場所なので、入口の前にデスクを配置することは、風水上は良いことではありません。
特に、社長のデスクを入口の前に配置してしまうと、会社全体の運気に影響がでてしまうため避けるようにするべきです。
オフィスのレイアウト上、やむを得ない場合は、パーテーションなどを配置し目隠しをするという方法があります。
そして、角が人の方へ向うというオフィスのレイアウトも、風水上は良いとはいえません。
角は殺気を生みだすとされているので、室内ではできるだけ角を少なくしたほうが良いといわれています。
しかし、建物の構造上でやむを得ず、壁やデスクなどの角が人の方へ向かってしまう場合は、観葉植物で角を隠すと殺気をやわらげる効果があるとされています。
今すぐできる風水のオフィスへの取り入れ方
ここでは、レイアウトを変更するなど大がかりのものではなく、今すぐオフィスに取り入れられる風水術を紹介します。
まず、風水では悪い気をためるといわれる、やってはいけないことがあります。
気分が悪くなるような、汚れている場所などは、風水的にも悪い影響があります。
オフィスでは、常にデスク回りを整理整頓し、悪い気がたまらないようにしておきましょう。
また、トイレや給湯室などの水回りには、悪い気がたまりやすいとされていますので、毎日しっかりと掃除をしないと会社全体に悪い気がたまってしまいます。
トイレや給湯室などは、毎日しっかりと掃除し、消臭にも気をつかい綺麗に保つようにしましょう。
そして、ゴミをためないようにし、備品なども出しっぱなしにはせず、正しく収納しておくようにしましょう。
窓を閉めっぱなしで、臭いや湿気が気になる場合もすぐに改善することが大切です。
窓を開け換気するほか、空気清浄機などを配置することも考えるべきです。
また、オフィスにあるパソコンやFAXなどのOA機器は、電磁波を発生させると同時に殺気も発生させるとされています。
これらOA機器は、オフィスの隅に配置するなどして、できるだけオフィスの中心には置かないようにしましょう。
オフィス全体が暗い、ということも運気を停滞させてしまう要因となってしまいます。
自然の太陽光が、もっとも良い気をもたらしてくれますので、天気が良い日などはできるだけブラインドやカーテンは開けておくように心掛けましょう。
窓がないオフィスでは、LED照明にしたり照明を増やしたりして、オフィス全体を明るくするように工夫してみましょう。
そして、照明は暖色系の色が、オフィスの雰囲気を落ち着かせ、悪い気を減少させるといわれています。
気分が乗らなかったり集中できなかったりする場合は、オフィスに生気をもつ観葉植物を配置してみると良いでしょう。
観葉植物がもっている生気が、オフィスの運気を育ててくれるでしょう。
観葉植物のなかでも、花のある観葉植物はより運気を高めてくれるといわれています。
しかし、オフィスレイアウトなどの理由で、観葉植物を配置できない場合は、グリーンのファイルで代用もすることもできます。
グリーンは視覚的にも癒し効果があり、生気を養う効果があります。
また、オフィスに鏡がある場合にも、風水的に活用できることがあります。
鏡には、気の流れや向きを変えてくれる、という働きがあるとされています。
住宅など民家では、鏡を玄関に配置し入ってくる悪い気を払う、という考えがあります。
オフィスでは、気が合わない人や苦手な上司などがいる場合に、「払う」という考えで活用することもできます。
本格的に取り入れるには専門家にみてもらおう
オフィスでも、簡単に風水を取りいれる方法を紹介しました。
明日からすぐにできることもありますので、是非試してみて下さい。
しかし、風水は解釈が人によって異なるものです。
オフィスに本格的な風水を取り入れたい、と考えているなら専門家に相談してみてはどうでしょうか。