満足度の高いオフィスにしたい!
内装工事業者の選び方7選
オフィスにおける内装デザインや機能性というのは、ただ単に「おしゃれ」や「便利」というだけではありません。
そこで働く従業員の業務効率やモチベーション、来客者へのイメージアップにも直結してくるものなのです。
そのため、内装にこだわることは企業にとってとても重要なことだと言えます。
内装が変わることによって、従業員や来客者の感じ方が変わり、良い効果をもたらしてくれることがあるのです。
そこで、この記事では内装を任せることになる工事業者の選び方について紹介していきましょう。
目次
- ●内装工事を請け負う業者の種類
- ・選び方1. 施工実績が豊富
- ・選び方2. 専門性が高い
- ・選び方3. 保証サービスがある
- ・選び方4. ワンストップで依頼できる
- ・選び方5. 担当者の人柄・対応力
- ・選び方6. 口コミや評判に頼りすぎない
- ・選び方7. 見積もりは徹底的に比較する
- ●内装工事業者へ依頼する流れ
- ●安心して依頼できる内装工事業者を選ぼう!
内装工事を請け負う業者の種類
「内装工事を依頼しよう」となったとき、主な選択肢は3つあります。
それは、「内装業者」「工務店」「設計事務所」の3つです。
では、それぞれの特徴を詳しく解説していきましょう。
まず、内装業者ですが、これは内装専門業者とも呼びます。
内装についての専門的な知識を持っており、デザインや設計をはじめ、施工までをワンストップで対応してもらえるのが特徴です。
もしも、これらを別々の業者に依頼した場合、当然それぞれに費用がかかってきます。
そのため、費用が高額になってしまいやすいのです。
その点、専門の内装業者に依頼することで、全部を1つの業者が行うので費用を抑えることができます。
また、全てを同じ会社が担当するため、複数の業者を利用したときのように「話が伝わっていなかった」という心配もありません。
そのため、安心して任せることができるのです。
それから、
工務店というのは、建築に関する工事についての全てを行う業者になります。
一般的に、工務店というと内装のみならず、普通の住宅建設やリフォームなど幅広く工事を請け負う業者を言うのです。
この工務店でも、デザインや設計、そして施工もやっているので、1カ所に全てを任せてしまうこともできます。
ただし、注意点としては、工務店によって内装工事の経験にバラつきがあるということです。
そのため、内装工事の対応力について実績などの確認をすることが必要になってくるでしょう。
方法としては、各工務店のホームページをチェックしたり、資料を取り寄せたりして、内装工事の経験が多いかを判断します。
そして、できるだけ経験がたくさんある工務店に相談するといいでしょう。
最後に、設計事務所ですが、こちらはデザインや設計のみを行っているところになります。
他の2つと比べて、その点が大きな違いと言えるでしょう。
ただし、デザイン力としては3つの中で一番信頼性が高くなります。
デザイン性や機能性に優れた内装を期待するならば、ぜひとも候補に挙げておきたいところです。
ただし、設計事務所を選ぶうえで注意するポイントがあります。
それは、設計事務所は「デザイン」と「設計」の2つしか対応していないという点です。
そのため、施工は他の業者に頼まなければならず、最終的に費用が高くなってしまいやすくなります。
選び方1. 施工実績が豊富
専門の内装業者というのは、これまで積み重ねてきた実績や経験が豊富なのが強みです。
そのため、工事の際もスムーズに進むのはもちろん、内装のデザインに関する知識も豊富に持っています。
何か判断に迷うようなことがあっても、適格なアドバイスをしてくれたり、希望の内装のイメージをしっかり理解して形にしてくれたりするでしょう。
このように、施工実績が豊富な内装業者であれば、どんなときでもとても心強い見方になってくれるのです。
また、施工実績が多いということは、これまでのノウハウが蓄積されているとも言えるでしょう。
施工実績が豊富であるということは、イコール「一定の技術力がある」と判断できることになります。
そのため、内装工事を安心して任せることができるのです。
選び方2. 専門性が高い
内装業者と一口に言っても、厳密には、一種類だけではありません。
「店舗の内装専門」「一般の住宅専門」そして「オフィスの内装専門」の3つがあるのです。
そして、実はそれぞれの内装は全く異なるものになっています。
内装のデザインや機能性が、専門性によって全然違うのです。
そのため、事務所やオフィスの内装を考えている人は、そういったものを専門としている内装業者を選ぶといいでしょう。
もし、専門ではない業者に依頼した場合、納得のいく仕上がりにならない可能性もあります。
せっかく依頼するならば、満足できる内装をしてくれるところに頼みたいものです。
その内装業者がどのような専門性を持っているかは、業者のホームページや資料などから判断することができるでしょう。
また、直接電話したりメールしたりして聞いてみるのも1つの方法と言えます。
調べる方法はいろいろあるので、一度、自分で見てみるといいでしょう。
選び方3. 保証サービスがある
内装工事が全て終わったあと、業務をスタートさせてから、内装に何か不具合が起きたり補修しなければならなくなったりすることがあります。
こういった不具合や予期せぬトラブルに見舞われた場合、内装工事をしてくれた業者に連絡をして、再度工事をしてもらうことになるでしょう。
そのようなとき、「もう工事は終わっている」と言われて何もしてもらえなければ困ってしまいます。
そのようなことを防ぐためにも、内装業者を選ぶときには、しっかりと保証サービスがある業者を選ぶようにするといいでしょう。
工事完了後の保証の範囲や期間についてしっかり確認を行い、その業者が最後まできちんと面倒を見てくれるのかをチェックするようにします。
選び方4. ワンストップで依頼できる
内装工事は、依頼するところによっては、電気工事の他にも天井や壁、床ごとに別々の業者が入る場合があります。
つまり、それぞれについて別々の業者と打ち合わせをしなければならないのです。
ただでさえバタバタしている中で、小まめにいろいろな業者とやりとりをしなければならないというのは、非常に手間となることでしょう。
また、たくさんの業者と同時進行でするやりとりは、自分で「しっかり覚えておこう」と思っても限界があります。
そのため、
複数の業者に別々に依頼することは、管理が煩雑になってしまうというおそれがあるのです。
このような手間を軽減するためにも、内装業者を選ぶときは、ワンストップで請け負える業者に依頼した方がいいと言えるでしょう。
選び方5. 担当者の人柄・対応力
内装工事を依頼するときにもらう見積書には、専門用語がたくさん載っています。
専門的な工事内容が記載されていることも多いため、知識のない素人にはたいへん分かりにくいものなのです。
そんなとき、見積書に載っている内容について丁寧に詳しく話をしてくれるような担当者は、信頼できると言えるでしょう。
また、分からないことを質問したときにも、同様の対応をしてくれる業者を選ぶことが大切です。
このような細かいことでも真摯に対応してくれる業者であれば、何か起こったときにも誠実に対応してくれる可能性が高くなります。
逆に、見積書に載っている内容が大まかなものであったり何も載っていなかったりするような業者は、信頼できるとは言いがたいでしょう。
そのような業者は、とても親切だとは言えません。
また、質問をしたときに答えを濁したり納得できるような回答をくれなかったりするような業者は、避けた方がいいと言えます。
これらを見極めるタイミングとしては、電話で相談したときや担当者と直接会ったときがいいでしょう。
実際に担当者と接したとき、その対応力を見極めることが大切です。
要望を丁寧に聞いてくれたり内装について提案してくれたりする業者であれば、納得のいく内装になりやすいと言えます。
内装業者を選ぶときには、実績や技術力だけでなく、担当者の人柄や対応力にもしっかり注目する必要があるのです。
選び方6. 口コミや評判に頼りすぎない
インターネットで内装工事を依頼しようと思っている業者を検索してみると、きっといくつかの口コミが見つかるはずです。
インターネットで少し探すだけで業者の口コミや評判が分かってしまうのはとても便利であり、参考にもなります。
しかし、そうした情報は必ずしも「真実」とは言えない内容が掲載されている場合があるのです。
たとえば、口コミや評判を投稿するサイトのルールが厳しかった場合、表現の方法が限られてきます。
その結果、「本当は言いたいこと」が書けなくなってしまうのです。
信頼性が必ずしも保証されているとは限りません。
また、本当に自分の思ったことが書けたとしても、それは「投稿者自身の主観的な判断によるもの」になります。
たとえば、同じ内容であっても、それをプラスに受け取る人とマイナスに受け取る人がいるでしょう。
口コミも同じように、ある人にとっては良くても、ある人にとってはあまり良くないこともあるのです。
そのため、インターネット上の口コミや評判は「投稿者自身の主観的な判断によるもの」と考えておいた方が無難と言えます。
あくまで、参考程度にとどめておいた方がいいでしょう。
選び方7. 見積もりは徹底的に比較する
見積もりというのは、内装業者によって価格や内容が異なるというのが一般的です。
内装工事は決して安いものではないため、「どの工事にいくらかかるのか」ということはしっかり確認しておくといいでしょう。
そのためには、複数の業者に見積もりを依頼することです。
そうすることで、「この工事はいくら」といった相場の金額が分かってきます。
それらの見積もりの中から価格が高いところと安いところを比較してみると、内装業者を選びやすいでしょう。
また、内装業者によっては見積もりに「工事一式」とだけ書かれているところと、内容によって詳細な費用が書かれているところがあります。
このようなとき、詳細な費用を記載してくれる業者の方が親切だと判断できるでしょう。
業者を選ぶときも、もちろんこちらの業者を選ぶ方が望ましいと言えます。
見積もりの書き方1つとっても、その業者がどのようなところなのかを判断することができるのです。
そのため、見積もりは徹底的に比較し、値段はもちろんそれ以外のポイントもしっかりチェックすることが重要だと言えるでしょう。
内装工事業者へ依頼する流れ
内装業者へ依頼をするまでには、基本的なパターンがあります。
まず、オフィスの内装を得意とする業者をピックアップし、工事の依頼が可能かどうかを確認するのです。
そして、実際に内装業者に物件を確認してもらったあとで、複数の業者から見積もりをもらうようにしましょう。
このとき、見積もりの金額が予算からあまりにもかけ離れたものである場合には、少し注意が必要です。
相場の読みをそもそも間違えているか、内装業者が大きく上乗せをしているか、のどちらかになります。
再度相場の価格を確認し、もし原因が業者側にあるようであれば、しっかりと説明を求めるようにしましょう。
このときに「きちんと説明してくれるかどうか」ということも、相手の業者を見定める材料になるのです。
見積もりをしっかりと比較検討したら、いよいよ内装業者を決定し、契約します。
しかし、契約をする前にも注意が必要です。
もし、契約したあとになってプランやランクを大きく変えてしまうと、最初の見積もりの金額がブレてしまいます。
また、それだけでなく、工事が完了するまでの期間にも影響が出てしまうことになるのです。
そのようなことを防ぐためにも、契約をする前には、計画の内容を自分できちんと理解しておく必要があるでしょう。
そして、もし可能であれば、イメージを明確にするためにも模型などを作ってもらうのがおすすめです。
また、素材などもサンプルを取り寄せ、実際の感じや色を目で見てチェックしておくといいでしょう。
こうしてお互いにイメージの共有をすることが、契約後のトラブルを防ぐために最も大切なのです。
安心して依頼できる内装工事業者を選ぼう!
オフィスの内装は、毎日仕事をするうえでのモチベーションに直結するものです。
オフィスというのは、「人が集まるスペース」と言えます。
そして、そこで仕事をしているわけなので、良い環境を作ることによってモチベーションはどのようにでも変わってくるでしょう。
つまり、良い環境を作ることができれば、生産性が高まります。
そして、使い勝手がいいことで業務効率にも直結してくるのです。
それを考えれば、オフィスの内装がどれだけ大切かということが分かってくることでしょう。
快適な環境にいるからこそ、モチベーションを保ちながらいることができるのです。
ストレスがたまりにくいような環境にするだけでも、大きな効果が見られます。
そのため、オフィスの内装というものは決して侮ってはならず、むしろしっかりと向き合っていかなければいけないことだと言えるでしょう。
もしも、今オフィスのことで悩んでいるのなら、アットオフィスへの相談がおすすめです。
アットオフィスに相談することで、きっと納得のいくオフィスが見つかることでしょう。