机の向きを変えれば運気が上がる!
仕事にも風水を取り入れよう!
事務所のレイアウトを決めるときに、風水を参考にして机の位置や向きを決めたことがあるでしょうか。
風水というとなんだか占いの一種のようで、眉唾物だと敬遠する人も多いかもしれません。
しかし、少し机の向きを風水の法則に従って変えてみるなどの工夫だけでも、仕事で悩んでいた問題がスムーズに進むようになったケースもあります。
ほんの少しのことで運気が上がるようならもうけものですね。
今回は、そんな「簡単に実践できる風水レイアウト」について解説していきます。
1.目的によって変わる適した方角
風水の基本的な考え方では、「木」「火」「土」「金」「水」の五行という5つの要素で世界は成り立っていると考えられています。
5つの要素は、お互いに影響しあってバランスを保ちながら存在し、それぞれの要素には、その運気が宿りやすいとされる「方角」が割り当てられているのです。
したがって、目的の運気が五行のどの要素に含まれているかを意識していくと、机を向けるべき方角を導き出していくことができます。
風水を取り入れて仕事運をアップさせるときに注意しておきたいのが、「どのような運気をアップさせたいか」です。
たとえば、デザイン部門や企画プロダクションなど、クリエイティビティが必要とされる職業であれば、インスピレーションを上げる運気を強化しなければならないでしょう。
また、営業職のようなコミュニケーション能力が問われる職種ならば、人間力が上がるとされる運気に合わせて、机の向きを考えていく必要があります。
2.発想力を活性化するなら机の向きは東
まず、仕事部屋そのものが最も適している方角は、「東」の方向です。
東の方角は風水的に、五行の「木」の要素が集まりやすいとされています。
「木」の要素には、朝日を受けてすくすく育つ木々のパワーがあると考えられています。
そのため、「何か新しいことに取り組みたい」「斬新なアイデアを生み出したい」といった人は、「東」は重要な方角です。
風水での「東」の方角は「成功運」や「発展運」に直接的な影響を与える方角なので、あらゆる職種の人にとって仕事運をアップさせる方角といえます。
ただ、特に新しい企画や新事業などに携わる人の多い業界、たとえばマスコミや広告業で働く人は、東の方角を重視しておきたいところです。
「仕事机を東の方角へ向ける」「東側の窓をきれいな状態にしておく」など簡単な工夫で、どんどん仕事運が上昇していくでしょう。
3.人に注目された人いなら南向き
芸能関係やファッション業界のように、世間の注目を受けることが必要な職種ではどうでしょうか。
こういった職種の人の場合は、人気運や名誉運と深い関係のある「火」の方角が運気上昇のカギとなります。
「火」の方向とは、ズバリ「南」の方角です。
南の方角は日当たりが良く、良い風が入ってくる方角とされていて、スポットライトの当たる場所として人気運や名誉運と深い関係があるといわれています。
また、南の方角は人を引き付ける力と関係があるという点から、美や知性といった要素と深い関係のある方角です。
多くのファンの支持によって支えられる職業の人にとっても、南の方角に集まる「火」の運気は仕事運に直接影響してきます。
したがって、芸能やファッション業界、作家・漫画家などの職種の人にとっても重要な方角となるでしょう。
さらには、多くの人からの支持を受ける運気ともかかわりがあるので、営業職の人などにとっても机を南向けにするレイアウトの変更が効果的です。
4.南東向きは人間関係に恵まれる
仕事で必要とされる能力の1つが、良い「人間関係」を作る能力です。
この能力はあらゆる仕事で必要とされる能力といえるでしょう。
営業職であればお客さんから「ぜひこの人から商品を買いたい」と思ってもらうことが大切ですし、そのほかのサービス業全般でも、豊かな人間関係を作る力は収入アップに直接的に影響してきます。
同僚や上司との関係性も、会社勤めでは重要になってくるでしょう。
こうした「人間関係」を作る力と密接な関係にあるのが、「南東」の方角です。
南東は、風水的には「良い風に乗って良縁がやって来る」といわれている方角。
したがって、南東の方角に机を向けて、整理整頓してよく風が通るようにしておくと、仕事上での良い縁が次々と舞い込んでくることが期待できます。
また、南東は新しい情報と相性が良いとされているので、電話やファックス、パソコン、スマホ置き場など、情報をもたらす電子機器などを置いておくこともおすすめです。
5.部下を持ったら北西もいい
仕事で昇進して管理職になったり、部下を持つ立場になってリーダーシップを発揮したかったりする場合には、人の「格」を動かす運気を持つといわれている「北西」の方角が重要になります。
風水で北西は、「主人の方位」とされていて、リーダーシップや社会的な評価、出世運などと密接な関係性があるとされている方角です。
北西の方角向けに机を向けることでも効果はありますが、「北西」の方角はゴージャスなもの、白やベージュなどの清潔感のある色彩を好むとされています。
したがって、少し高級感のある雑貨や家具などをこの方角に配置することでも、運気アップには効果的です。
北西の仕事スペースでのインテリアを全体的に豪華にすることで、リーダーシップを上げる運気が上昇していきますから、ますます周囲から一目置かれるリーダーとして成長することができるでしょう。
6.向き以上に大事な机の整理整頓
このように、それぞれの運気に合わせた方角を意識することで、「簡単な工夫で仕事運をアップしていこう」と考えるのが風水です。
ただ、机の方向を変えることぐらいならまだしも、仕事場所を変えるレベルになると、建物の配置や職場の事情によっては難しいことが多いでしょう。
そんなときは、それぞれの方角に適したグッズやアイテムを配置することでも代用できます。
そして、なによりも重要なのは仕事場の「整理整頓」です。
風水はもともと風や水の流れを良くすることを目的に考えられた「環境学」です。
したがって、風の通りにくい乱雑な場所や汚れた場所を特に嫌います。
常に良い運気を呼び込むためには、新鮮な風が通りぬけられるようなよどみのない、整理整頓された清潔な場所が不可欠です。
したがって、まずは机の上や周り、引き出しの中などをきちんと整理していくことが、方角を意識すること以上に大切になります。
風の通り道となる窓の周りも、できるだけきれいな状態に保っておきましょう。