事務所移転のお祝いに花を贈ろう!
失礼のない選び方や贈り方は?

取引先や知り合いの企業・店舗が事務所を移転すると聞いたら、「お祝いの花を贈ろう」と考える人も多いでしょう。
事務所の移転は新しい土地で再スタートを切る節目のイベントであり、祝福や応援の気持ちを贈るのはごく一般的なことです。
ただし、場合によってはお祝いのつもりが逆にマナー違反になってしまうケースもあるので注意しなければなりません。
今回は、事務所移転で花を贈るときのマナーをはじめ、気をつけたいポイントなどを紹介していきます。

1. 事務所移転のお祝いに「花」はよい贈り物

事務所を移転すると、お祝いとして美しい花や観葉植物などが送られてくるケースが多いです。
ビジネスの世界ではごく当たり前に行われていることですが、「なぜ花なの?」という疑問も感じますよね。
このように花が贈られるようになったのは、花が開く様子になぞらえ、企業や店舗が今後ますます発展するように祈るという縁起的な意味合いが大きいです。
また、見た目にも美しい花であれば、華やかさを演出して事務所の雰囲気を明るくできるという理由もあります。

さらに、花の種類によっては数週間~数カ月美しく咲き続けるものもあり、移転後もしばらくはインテリアとして飾れるという実用的な面も持っています。
贈るときにメッセージを添えやすいですし、世話にあまり手間がかからないなど、その手軽さも選ばれる理由のひとつになっているでしょう。
もちろん、お祝いの品に花以外のアイテムを贈っても問題はありません。
しかし、雑貨などはオフィスでの取り扱いに困らせてしまう可能性もありますし、食べ物は分けにくかったり賞味期限やアレルギーの問題があったりします。
贈った先の企業にできるだけ迷惑をかけず、かつ明るい雰囲気を演出できる実用的な品物として、花が選ばれるケースが多いのです。

2. 事務所移転のお祝いに贈る花の相場は?

ひと口にお祝いの花といっても、その種類は実にさまざまです。
花の種類やボリューム、スタンドの有無などにより、価格は大きく変わってきます。
どの価格帯の花を贈れば良いか迷ったら、まず自分と贈り先の企業との関係性を考えてみましょう。
親しさや付き合いの深さによって、お祝いとしてふさわしい相場が異なります。たとえば、贈り先が自分にとって非常に重要な取引先だった場合、相場は3万~5万円ほどです。
取引先ではあるものの重要性は低いという場合は、1万~2万円が相場となります。

友人や知人の事務所であれば5000~1万円、身内なら2万~3万円、親戚であれば1万~2万円を目安に花を選ぶと良いでしょう。
関係性によって適切な価格帯は細かく分かれていますが、必ずこの金額でなければならないという決まりはありません。
自分のお祝いの気持ちがどれくらいあるのかにより、相場とは異なる金額の花を贈っても良いでしょう。
生花であれば、2万~3万円がもっとも選ばれている価格帯になります。
ただし、あまりに高く豪華な花を贈ると相手を恐縮させてしまう可能性がありますし、逆に安く貧相な花を選べば不快にさせてしまうおそれもあるので慎重に選ぶことが大切です。

3. お祝いの気持ちが伝わりやすい胡蝶蘭

世の中にはさまざまな種類の花がありますが、事務所移転のお祝いとして広く親しまれているのは「胡蝶蘭」です。
大ぶりの花弁が連なる豪華な見た目が特徴で、移転祝いでは必ずといって良いほど見かけます。
このように胡蝶蘭の鉢植えがお祝いに多用されているのは、「幸福が飛んでくる」という縁起の良い花言葉を持っているためです。
移転後に仕事が順調に発展することを願うお祝いとして、最適といえるでしょう。
しかも、鉢植えには「根付く」という意味があります。
胡蝶蘭と組み合わせることで、「幸福が長く根付く」という非常に縁起の良い品物になるのです。

また、胡蝶蘭は花そのものが格式高く、高級品として知られています。
一般的な切り花や鉢植えと比べても高価であり、価格帯も事務所移転のお祝いの相場にぴったりなので選びやすいのです。
さらに、鉢植えなので比較的長持ちし、種類によっては2~3カ月も枯れずに咲き続けます。
長期間にわたりオフィスのスタッフや来訪者の目を楽しませてくれるため、喜ばれることが多いのです。

胡蝶蘭を贈る場合、色は白を選ぶのが基本ですが、白以外がマナー違反というわけではありません。
ほかにも淡いピンクや紫などさまざまな色があるので、派手過ぎず上品な色のものを選んでも良いでしょう。
また、胡蝶蘭は仕立て方によって見栄えが大きく変わります。
しっかりと支柱を立て、花を同じ向きにそろえているほうが見た目にも美しいので、仕立てにも気を遣っている業者を選びましょう。

4. 手狭な事務所ならアレンジメントや切り花が喜ばれる

花が大ぶりで縁起も良く、長持ちもすると魅力だらけの胡蝶蘭ですが、事務所のスペースによっては迷惑になってしまう場合もあります。
胡蝶蘭はボリュームがあり鉢も大きいため、案外置き場所を取ってしまうのです。
そのため、スペースが広くない事務所の場合、かさばる胡蝶蘭の鉢植えよりもアレンジメントや切り花にしたほうが喜ばれることもあります。
事務所移転のお祝いを贈るのは自分だけではないため、スペース的に迷惑になりそうだと感じたらアレンジメントや切り花を検討してみましょう。

アレンジメントとは、花器に水分を含ませた給水スポンジを詰め、さまざまな花を切って挿すタイプのものです。
花瓶に生けたり水を入れ替えたりする手間もかからず、色とりどりの花をひとつにまとめられるためデザインの幅も広がります。
贈り先の企業のコーポレートカラーを選ぶなど、イメージに合わせたアレンジも可能なので、数ある移転祝いの花の中で目立たせることもできるでしょう。
花にはそれぞれ花言葉があるため、複数の花言葉を組み合わせてさまざまな思いを贈れるのも魅力です。
ちなみに、切り花はあまり長持ちしないため、季節や花の種類をしっかり考えて贈るようにしましょう。

5. 移転当日に盛大なお祝いをするならスタンド花

移転先の事務所前に広いスペースがあるなら、「スタンド花」も喜ばれるでしょう。
スタンド花とは、高さ1~1.8m前後、幅0.5~1.4m前後という大きなスタンドに、さまざまな種類の花をたっぷりとアレンジしたものです。
見た目にもインパクトがあるため、移転当日に事務所でセレモニーを行う場合など、会場の雰囲気を華やかに演出できるでしょう。
業者によっては、花だけでなくバルーンなどの飾りを一緒にアレンジできるケースもあるので、盛大にお祝いをしたい場合はぴったりです。
また、スタンドには贈り主の看板をつけることもできます。
非常に目立つため、新事務所を訪れる人に相手との親密さを印象付けられるというメリットもあります。

ただし、スタンド花はかなり大きなサイズになるため、事務所のスペースには十分注意しなければなりません。
よほど広い事務所でない限り、オフィス内に並べるのは難しいでしょう。
ショッピングモールなどにテナントとして移転した場合、その施設の管理運営者などに事前に搬入が可能か確認しなければならないこともあります。
また、切り花をアレンジしているため、花持ちは長くても1週間程度です。これらの注意点を理解したうえで、スタンド花を贈りましょう。

6. 新事務所で長く楽しんでもらえるのは観葉植物

せっかくお祝いとして花を贈るなら、できるだけ長く楽しんでもらいたいですよね。
そんなときは、花ではなく観葉植物を贈るという方法もあります。
観葉植物は、基本的に花が咲かないためなかなか枯れません。
美しくみずみずしい緑が長持ちするため、インテリアとしてもよく映えます。
しかも、観葉植物には花と同様に縁起の良いものも数多くあるのでお祝いの品としても最適です。
たとえば、マッサンゲアナは別名「幸福の木」と呼ばれていますし、ガジュマルは「幸運をもたらす精霊の住む木」と伝えられています。
ほかにも、事務所のスタートにふさわしい縁起を持つ観葉植物はたくさんあり、縁起の良いものを選ぶことでお祝いの気持ちもより伝えやすくなります。

観葉植物を贈る場合、日光の当たりにくいオフィス内でも育てやすい種類を選ぶのが基本です。
世話が簡単で、贈り先のスタッフに迷惑をかけないかどうかも大切なポイントになります。
また、観葉植物の中には大型のものもあるので、事務所のスペースが広くない場合は安易に贈らないようにしましょう。

7. お祝いとして避けたいのはどんな花?

普段は贈ったり飾ったりするのに問題ない花であっても、事務所の移転祝いとしてはふさわしくない種類もあるので注意が必要です。
一般的に、お祝いでは真っ赤な色の花は避けたほうが良いとされています。
赤は火事や赤字を連想させるため、事務所の新しいスタートにはあまり縁起が良いとはいえないのです。
ただし、赤がコーポレートカラーになっている企業なら、火事よりも企業をイメージしやすいため赤い花を贈っても構いません。
飲食店やクリニックなどに贈るのであれば、香りが強い花や花粉が落ちやすい花は避けましょう。
食事をするお客さんや体調の悪い患者さんに、不快な思いをさせるおそれがあります。

また、極端に日持ちがしない花も避けたほうが無難です。
あっという間に枯れてしまう花は衰退をイメージさせ、お祝いとしてふさわしくありません。
最低でも、1週間以上は美しさを保てる種類の花を選びましょう。
また、事務所のスペースを考えてサイズを選ぶことも大切です。
狭い事務所に大きすぎる花を贈っては迷惑ですし、広い事務所に小さな花を贈っても寂しい印象になってしまいます。
さらに、お祝いでは造花ではなく生花を贈るのが基本です。
造花は枯れない代わりに新たな成長も見込めないため、贈り先の発展を祈るというコンセプトから外れてしまいます。
プリザーブドフラワーもお祝いの品として人気がありますが、移転のお祝いとしては避けたほうが賢明です。

8. 花を贈るタイミングはいつがいい?

実際に移転祝いとして花を贈る場合、贈るタイミングにも十分注意しましょう。
移転の直前は何かとバタバタするため避けるべきかと思いがちですが、花は移転前日もしくは当日に着くように贈るのがベストです。
ほかの品物であれば移転当日よりずっと前に贈っておくこともできますが、花はそうはいきません。
早く贈りすぎると花が枯れてしまい、肝心の移転当日に飾れなくなってしまいます。
オープニングセレモニーなどを行うケースも多いため、当日に花が届いて華やかな雰囲気になったほうが喜ばれるでしょう。

時間まで指定できるなら、移転当日のできるだけ早い時間帯に届けておくと安心です。
当日は忙しくて受け取れなさそうな場合は、移転前日に届くように手配しましょう。
どちらが良いか迷ったら、直接贈り先の企業に確認するという方法もあります。
迷っているうちに移転当日の到着に間に合わなくなってしまった場合は、遅くとも移転から2週間以内に花を届けるようにしましょう。
あまりに遅れてしまうと、「忘れていたのかな」と相手に残念な思いをさせてしまいますし、タイミングを逸したお祝いは逆に失礼になることもあります。
お祝いには最適な時期があるので、それを逃さないことが大切です。

9. メッセージはどうすればいいの?

お祝いの花を贈る場合、花だけでなくメッセージを添えることもできます。
贈り主の名前やお祝いの気持ちがパッと目につくため、より相手に喜んでもらえますし、花を見た人へのアピールにもなるでしょう。
胡蝶蘭なら、鉢の部分に立て札を立ててメッセージを書きます。
立て札には、赤い文字で上方に「祝」と書き、その右下に同じく赤文字で「御移転」と書きます。
その横に、通常の黒い文字で贈り主である自分の名前を書きましょう。
切り花やアレンジメントなら、立て札ではなくメッセージカードを添えることが多いです。

ただ、立て札もメッセージカードもあまりサイズが大きくないため、贈り主の名前しか書けないことも珍しくありません。
お祝いの気持ちを言葉でも伝えたい場合は、手紙や祝電などでメッセージを贈るという方法もあります。
手紙や祝電を花とは別の業者などから贈ることもできますし、祝電付きの花を注文できる業者もあるので、利用しやすいところを探してみましょう。

10. 移転先の事務所で喜んでもらえるものを選ぼう

事務所の移転祝いといえば、華やかな花や観葉植物を贈るのが一般的です。
しかし、花なら何でも良いというわけではありません。
事務所の前やオフィス内のスペースをはじめ、花の種類や相場、贈るタイミングにいたるまで、さまざまな注意点があるのです。
それらを無視して自分が贈りたいものを贈ると、相手との関係が悪化してしまうおそれもあります。
マナーや注意点にも十分に配慮したうえで、相手が喜んでくれるものを選ぶことが大切です。
お祝いの気持ちを忘れず慎重に選び、長くオフィスに置いて楽しんでもらえることを目指しましょう。

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