ご契約者様インタビュー
※記事は2025年1月のものであり、現在とは内容が異なる場合があります。
セブンセンス税理士法人 様
物件概要
- 住所:
- 東京都台東区上野1丁目19-10
- 築年数:
- 1971年1月
- 移転規模:
- 204.26坪
- 業種:
- 会計事務所
ずっと後回しになっていたリノベーションをやっと実現
アットオフィス(以下AO) : 早速ですが、移転してからの率直なご感想をお聞かせください。
徐様 : 以前の上野オフィスは建物が古い上に10年以上利用していたため、現代のオフィスらしさ、特にコロナ禍で変わってしまった世の流れに対応できていない部分がありました。ずっとレガシーな部分が蓄積してしまっていることは認識していたものの、建物の制限や今までの流れを変えきれず後回しになっていたのです。
そんな状況から今回素敵なオフィスに変えていただき、単純に広くなったことで使いやすくなり仕事がしやすくなりました。

以前はオフィスが3フロアに分かれていたので、コミュニケーションが円滑ではなく、お互いが今何をやっているのかをエレベーターや階段で見に行かないとわからない状況でした。今回の移転でワンフロアになったことで、お互いの業務が把握できるようになりコミュニケーションが取りやすくなった上、業務の効率性も上がったと思います。
それから、ビルのグレードが上がったため胸を張って誇らしい気持ちでお客様をお呼びできることも嬉しいです。
場所自体は以前のオフィスとさほど変わらず、すぐそこから越してきたので、スタッフやお客様のアクセスがあまり変わらない点もメリットだと思っています。

AO : ありがとうございます。次に、今回移転を検討、決定された経緯を教えてください。
徐様 : 移転先は元々ずっと探していました。オフィスは狭かったですし、3フロアが使いづらかったためです。この辺りは100坪を超えるような大きいビルやオフィスがあまりない中、このビルはアットオフィスさんに紹介される前から候補として見ていて狙っていました。そして今回、たまたま7階に空きが出たと聞き移転を決意しました。赤坂のオフィスも7階ですし、7という数字に縁を感じたことも理由の一つです。
1年前に同じビルの10階をご紹介いただいた時はタイミングが合わなくて見送りましたが、今回はタイミングもちょうど良くて、最後に背中を押してもらったような感じです。
ビルの古さにこそ価値がある
AO : 物件選定にあたって特に重視したポイントはどこですか?
徐様 : ワンフロアであることと、以前のオフィスからの近さです。働いているスタッフたちの交通手段や移動距離が変わらないことが大きな要望で、そういう条件に合うビルは少ない中で見つけていただけたので良かったです。

AO : オフィスのこだわりやお気に入りのポイントがあれば教えてください。
徐様 : まず立地が最高です。JRや東京メトロなど6路線の駅が使えて皆が通いやすいですし、もしかしたら東京駅よりも交通の便が良いのではないでしょうか。各路線の全ての駅から徒歩3分、長くても5分であるため、都内でもこんなに利便性の良い場所はあまりないと思います。
また、ビルは古いですが綺麗にリニューアルされており、その分家賃が安いので、そういう意味では中小ビルの方が価値が高い気がします。
AO : ありがとうございます。移転プロジェクトで大変だったことはありますか?
徐様 : 物や書類の整理が一番大変でした。元々当社はグループ全体でDXを推進していましたが、上野オフィスは10年以上もの間ずっと同じ場所にいたので、各自が自分の棚を持っていて不必要な書類を溜め込んでしまっていたという事情がありました。
税務調査の際やクライアントから質問があった時のために、保険的になんとなく保管していた資料なども多かったです。それらを全てスキャンして、いらないものを返す、または捨てる、という整理整頓をオフィス移転に際して過去10年分行いました。上野オフィスのスタッフ全員の労力と時間を費やして1〜2ヶ月くらいかかったため、移転後は個人別の棚を廃止してペーパーレス化を推進していこうと改めて決意しました。

DX時代だからこそ風通しと定期的なリフレッシュが重要
AO : 移転したばかりですが、今後更に拠点を増やしていく構想はありますか?
徐様 : 静岡の事務所さんとの統合を皮切りに、現在はグループ全体で全国各地に拠点がありますが、ご縁や繋がりを大切にしてきました。国内企業の支援をメインとする東京上野オフィスや、外資系クライアントに対応する東京赤坂オフィス、更に北海道釧路には地元の農業や漁業従事者を支援するためのオフィスを出し、地域ごとの特色を活かしています。そのため、ご縁とそこで対応するお客様の満足性に繋がる見込みがあれば、今後もそのような場所にオフィスを出す可能性はあります。

AO : これからオフィスを移転する方へアドバイスがあればぜひお聞かせください。
徐様 : 現在オフィスが複数のフロアに分かれていて、使いづらさを感じている企業の方がいたら、ワンフロアへの移転を検討してほしいと思います。
まず、ワンフロアになったことで見通しが格段によくなりました。また、以前はフロアが違う人とは会話がなく、呼び方も「◯階の人」となってしまっていたほどコミュニケーションが希薄でしたが、そのような隔たりがなくなり風通しがとても良くなりました。
DX時代だからそれほど顔を合わせなくてもいいのかもしれませんが、オフィスは人がリアルに集まってイノベーションを起こす場所だと思うので、特に我々みたいな中小企業はそのようなことができる環境を作ってあげることが大切だと感じます。
また、以前に私の大先輩が「事業を伸ばしたかったら定期的に引っ越しをしろ」と言っていたことが印象的でした。その本当の意味は今でも分かってはいませんが、それはきっと台風のようなもので、時々海を掻き混ぜてあげないと海が汚れて珊瑚が腐ってしまうことに似ているのかなと勝手に解釈しています。そのため、アットオフィスさんみたいな方たちに定期的に会社をリフレッシュするお手伝いをしてもらうことが、会社の成長に役立つのではないでしょうか。
人が集まるオフィスで業界をもっと盛り上げたい
AO : ありがとうございます。最後に、今後の展望についてお聞かせください。
徐様 : 最近は若い税理士たちも頑張っているので、もっと盛り上げて魅力のある業界にしていきたいと思っています。
それから、オフィスが綺麗になり人が呼びやすくなったので、イベントを企画したり、求職者の方にこの事務所いいなと思ってもらえたりできれば、会社としてもっと伸びると思います。立派なオフィスがあれば新しい人たちが集いやすくなると思うので、そこから仕事やコラボレーションが生まれる場にしていきたいです。

WEB非公開物件がございます
オーナー様ご希望によるWEB非公開の物件もございます。先ずは条件などお知らせ頂けましたら、非公開物件含めピッタリのオフィスをご提案させて頂きます。具体的な物件がお決まりでない場合でも問題ございません。無理なお勧めはしておりませんので、お気軽にお問い合わせください。
ご来店も歓迎です
オフィス移転は社内・社外ともに非公開に行われることが殆どです。そのためアットオフィスでは、基本的に訪問によるコンサルティングを行っておりますが、ご来店の相談も歓迎です。