ご契約者様インタビュー
※記事は2025年7月のものであり、現在とは内容が異なる場合があります。
Sharing Design株式会社 様
移転概要
- 業種:
- 電気通信事業
- 住所:
- 東京都渋谷区桜丘町20-1 渋谷インフォスタワー8階
- 規模:
- 138.16坪
- サポート内容:
- 仲介
社員からも好評の声。新オフィスがもたらした開放感と一体感
アットオフィス(以下AO) : 本日はお時間いただきありがとうございます。新オフィスに移転されて1ヶ月ほど経ちました。社員の皆様の反応はいかがですか?
吉村様 : 反応は非常に良いですね。まず、エントランスはインパクトがあり「エッジが効いていていいね」という声がありました。また、以前のオフィスと比べて窓が大きく、非常に抜け感があるのも嬉しいです。眺めも良く、開放的な空間になりました。以前のオフィスでは大会議室に窓がなかったので、今回の移転でお客様をご案内する部屋も明るくなり、印象もガラリと変わったのではないでしょうか。
何より大きいのは、ワンフロアになったこと。コミュニケーションの活性化に繋がっていると実感しています。定量的に測るのは難しいですが、社員同士の会話は確実に増えましたね。
AO : 快適にお使いいただけているようで何よりです。改めて、今回の移転を検討されたきっかけについて教えていただけますか?
吉村様 : 一番大きな理由は人員の増加です。設立当初は10名ほどだった組織が、今では50名を超え、今後も増員していく計画があります。当然、オフィスは手狭になっていました。
そんな中で、旧オフィスの契約更新のタイミングが重なり、「動くなら今だ」と判断したのが直接のきっかけです。
旧オフィスは、人員増に対応するため途中で借り増しをしていたのですが、その影響で「5階と7階」という分断された体制になっていました。エレベーターが1基のため、フロアの行き来は階段を使う等、非効率さ・不便が生じており、結果として出社時の対面コミュニケーションに課題感を持っていました。
最優先は「ワンフロア」と「渋谷」。事業の成長を支える場所へのこだわり
AO : そうした課題を解決するために、物件探しではどのような条件を重視されましたか?
吉村様 : 旧オフィスの課題の裏返しになりますが、こだわったポイントは大きく2つです。
一つは、ワンフロアで、今後2〜3年の人員増にも耐えうる広さを確保すること。これは絶対条件でした。
そしてもう一つが、「創業の地である渋谷に残る」ということです。渋谷という街が持つブランドイメージや文化・情報の発信地としての力は、社会に新たな価値を提供し変革をもたらしたいと考える私たちの事業と通じるものがあると考えています。また社員の多くは設立以降の本社所在地が渋谷であることを前提に生活圏を築いています。今このタイミングで全く違う街へ移ることは、社員への影響も大きい。ですから、引き続き渋谷に拠点を置くことを重視しました。
AO : ご紹介した物件のうちいくつか、ご内見前に現地を見て回られていましたよね。
吉村様 : はい、ご提案いただいた多数の物件資料から、いくつかの条件で絞り込んだものを7〜8物件、社長と私で実際に歩いて見て回りました。
資料上ではよさそうでも、実際に訪れてみるとエントランスの印象がなんとなく暗かったり、部屋の形が使いづらそうだったりと、さまざまな発見がありました。そういうものを候補から外していき、残った候補で正式な内見をお願いしました。
せっかく移転するからには、社員のモチベーションが上がるような空間にしたいという想いがあったので、現地でのフィーリングは大事にしましたね。
AO : 仲介会社の決め手は何でしたか?
吉村様 : 正直なところ、はじめは複数の仲介会社さんと並行してコンタクトを取っていました。そんな中で、問合せ後のコミュニケーションの迅速さと、柳田さんの的を射た提案には本当に助けられました。最終的に物件を絞り込んでいく段階で、アットオフィスに一本化するのがスムーズだと判断しました。
時間がないを逆手に。「伸びしろ」を残したオフィスづくり
AO : ありがとうございます。今回の移転プロジェクト全体を通して、最も大変だったことは何でしたか?
吉村様 : 最も大変だったのはスケジュールのタイトさです。最終的に移転を決定したのが昨年の秋口で、12月に新オフィスの賃貸借契約、5月末までの旧オフィス退去。原状回復や入居工事のスケジュールを逆算して組んでいくと、レイアウトを検討したり、業者を手配したりする時間が非常にタイトでした。
ビルの決まりで工事内容によっては曜日や時間が限られていたり、エレベーターの使用に制約があったりしますので、様々な制約の中でパズルをはめ込むように工程を調整していく作業には、神経を使いました。ビルのオーナー様や工事業者様にも無理を言ってご協力いただき、なんとか間に合わせることができました。
AO : これからオフィス移転を考える方に向けて、何かアドバイスはありますか?
間庭様 : 私は、レイアウト検討のところからプロジェクトに参加していたのですが、「最初から100%の完成形を求めすぎなかったこと」も、結果的にはよかったと感じています。
十分な検討時間があれば、完璧を目指して作り上げるに越したことはないのかもしれないですが、今回は時間のない中で決めていく必要があったので、入居時点で100%にするのは無理がありました。ただ、「間に合わない」とマイナスに捉えるのではなく「伸びしろ」と考えるようにしていました。
移転から1ヶ月の今、家具もまた随時追加していく予定です。実際、使い始めてから気づくこともありますし、この「追加改良の余地が残っている」状態にあえてしておくというのも、ありなのではないかと思います。
コミュニケーションを促進。遊び心のある空間設計
AO : 新オフィスのデザインやレイアウトについて、こだわったポイントを教えてください。
吉村様 : コミュニケーションの活性化を促すために、直線的・画一的にならない、無機質ではない空間を目指しました。
例えば、執務エリアのデスクは、全員が同じ方向を向いてズラリと並ぶのではなく、テーブルの向きをあえて変えたり、色の違うテーブルを混ぜたりして、少し“遊び”を持たせています。設計段階ではラウンドテーブルを組み合わせる案もありました。社長以外はフリーアドレスなので、こうした作りにすることで、自然と人の流れや偶発的なコミュニケーションが生まれることを期待しています。
窓際のカウンター席も人気ですね。眺めも良いですし、集中したい時にも、気分転換したい時にも使える場所として、みんなに活用されています。
AO : 最後に、今後の事業の展望についてお聞かせください。
吉村様 : 設立から4年が経ち、事業の基盤が固まってきました。成長のスピードを緩めるつもりは全くなく、むしろここからさらに加速度的に事業を伸ばしていく計画です。
そのためには、優秀な人材の継続的な確保が不可欠です。これまで以上に積極的に採用活動を行い、良い仲間をどんどん増やしていきたい。この新しいオフィスが、そのための強力な拠点になってくれると信じています。
このオフィスもいずれは手狭になるはずです。また移転か、増床か、と悩めるくらい会社を盛り上げていきたいですね。
AO : 貴重なお話をありがとうございました!
WEB非公開物件がございます
オーナー様ご希望によるWEB非公開の物件もございます。先ずは条件などお知らせ頂けましたら、非公開物件含めピッタリのオフィスをご提案させて頂きます。具体的な物件がお決まりでない場合でも問題ございません。無理なお勧めはしておりませんので、お気軽にお問い合わせください。
ご来店も歓迎です
オフィス移転は社内・社外ともに非公開に行われることが殆どです。そのためアットオフィスでは、基本的に訪問によるコンサルティングを行っておりますが、ご来店の相談も歓迎です。