ご契約者様インタビュー
※記事は2026年1月のものであり、現在とは内容が異なる場合があります。
株式会社OpenHeart 様
移転概要
- 業種:
- 3Dプラットフォームソフトウェア開発
- 住所:
- 東京都台東区花川戸2-20-3 クイン・メゾン浅草
- 規模:
- 65.05㎡
- サポート内容:
- 仲介
オフィス移転で実現した、実験と開発のための固定拠点づくり
アットオフィス(以下AO) : まず初めに、こちらに移転された率直な感想をお聞かせください。
渡邉様 : オフィスの雰囲気が非常に良くなりました。ここは撮影スタジオとラボを組み合わせた機能を持つ企業のため、一般的なオフィスというよりも、基地のような遊び心のある空間を目指しました。その結果、会社全体の一体感が高まり、日々の業務状況も共有しやすくなったと感じています。
各プロジェクトの進捗状況が物理的に把握しやすくなった点も大きな変化といえます。どの作業がどこまで進んでいるのかが自然と目視でも確認できる環境になったのはオフィス兼スタジオを新設できた大きなメリットになりました。
分散していた業務を集約できる、オフィス兼スタジオ開設の背景
AO : これまではスタッフの皆さんがご自宅などで業務をされていたとのことですが、オフィスを設けようと考えられた理由についてお聞かせいただけますか。
渡邉様 : 一般的なアプリ開発であれば、オフィスを構えずに各自が自宅で作業することも可能です。一方で、私たちが提供しているサービスは、スマートフォンアプリと連動して撮影機材を実際に動かす仕組みのため、机上の作業だけでは完結しません。
そのため、動作を実際に試し、検証できる固定の場所が必要でしたが、当時はその環境が整っていませんでした。
今回このオフィス兼スタジオを構える前は、レンタルオフィスに機材を持ち込んで実験を行っていました。ただ、そのやり方では準備や移動の負担も大きく、効率面で課題を感じるようになりました。そこでまずは、腰を据えて使える固定の場所が必要だという結論に至りました。アプリ開発に加えて撮影機材の管理や運用が必要なため、パソコンだけでは完結せず、専用のスペースが不可欠でした。そうした背景から、オフィス兼スタジオを構えることを決めました。
また、人が集まれる場所、サービスを体験してもらえるしっかりとした拠点を持ちたいという思いもあり、『OpenHeart』という社名である以上、実際に人と触れ合える場を持つことは大切だと考えました。
スタジオ併設を前提に考えた、物件選定と浅草という立地
AO : 今回の物件を選定するにあたり、重視したポイントを教えてください。
渡邉様 : 最も重視したのは、空間全体を見渡せる構造にできるかどうかでした。
特に、窓越しにスタジオとオフィスの様子が分かり、どんなことをしている場所なのかが外からも感じ取れる設計にしたいと考え、設計段階からお願いしました。
立地については、人が多く集まるエリアであることを意識していました。
一般的なオフィス街ではなく、観光や散策で訪れる人が行き交う場所の方が、私たちのサービスとの相性が良いと考えたからです。そうした条件に合致したのが、この浅草という街でした。
また、以前から親しくさせていただいている会社さんが、人力車にGoProを搭載して観光の思い出を撮影するサービスを行っており、車夫さんと観光客の方々が自然に触れ合っている様子を目にしていました。
その光景を見て、「自分たちも、こうした体験を生み出したい」と感じたことも、この場所を選んだ理由の一つです。観光客と地域の方々が無理なく交わる姿に、この土地で拠点を構える意義を感じました。
物件については、ビルの上層階ではなく、誰でも気軽に立ち寄れる路面に面した1階であることを重視しました。
スタジオを利用される方の目線に立つと、まず見つけやすく、入りやすいことが何より重要です。その点で、この1階の物件は、私たちが提供する3D撮影スタジオに最適な条件がそろっていました。
拠点を構えたことで生まれた、地域とのつながりと反響
AO : 実際に浅草に拠点を構え、お客様からの反響はいかがでしょうか。
渡邉様 : 観光で来られる方々もお越しになりますが、スタジオとしては、まだ準備が整っていない部分もあります。それでも体験していただくことで、3D撮影の楽しさを実感していただいています。
地域の方達とはすでに交流が生まれていて、オフィス周辺には着物スタジオや和装レンタルのお店が多く、そうした事業者の方々と関係を築く中で、相互送客の動きも出てきました。
さらに、商店街の経営者が集まる会もご紹介いただき、浅草祭りなどの地域イベントに参加する機会も増え、拠点を構えたことで、地域との接点が仕事につながっていると感じています。
AO : 拠点探しで大変だった点はどのあたりでしょうか。
渡邉様 : 物件探しについては、アットオフィスの菊田さんが非常にスピーディーに対応してくださったため、想像していたほど苦労はありませんでした。スタジオを開設するタイミングとしても、結果的に良い時期だったと思います。条件として、オフィスとスタジオ、その1つが1フロアーに入るだけの広さがある物件で、浅草であればと希望を伝えたところ、まさに理想的な物件をすぐに見つけてくださって、本当に感謝しています。
一方で、物件取得後の事務作業には苦戦させられました。法人契約ならではの手続きや、各種登録、インフラの契約など、細かな作業が多くありました。IT企業でありながらスタジオを構えるという点は珍しく、これまでシェアオフィスでは不要だった作業を、自社スタッフで対応する必要があった点は大きな学びになりました。それこそスタジオにこられる方は、検索アプリなどを使ってスタジオを検索し、興味を持った方々がスタジオの場所をMapアプリを頼りに来店されるので、そのMapアプリに所在地を登録することで、そういった細かな部分も作業の一つとして発生してきます。それも今まで行ったことがない作業だったので、少し苦戦したところでした。
将来の事業展開から逆算した、オフィス移転・スタジオ開設の考え方
AO : 今後の展望についてお聞かせください。
渡邉様 : 3D技術は当社のサービスを構成する要素の一つですが、根本にあるのは「3D撮影を体験し思い出を残す」ことです。現時点では、個人の方が3D撮影を体験するには、専用スタジオでの撮影が必要になります。
そのため、まずはこの浅草スタジオを拠点に、3D撮影が単なる技術体験ではなく、思い出として残る価値のある体験であることを広く定着させていきたいと考えています。その先の展開としては徐々に3D撮影を浸透させ、イベントへのフォトブース出展、フォトスタジオへの導入や、テーマパークなどへの広がりも視野に入れています。
現在、日本国内で個人の方が3D撮影を実際に体験できる場所は、このスタジオのみです。まだ発展途上な部分もありますが、ここでしか味わえない体験を用意していますので、まずは気軽に足を運んでいただけたら嬉しいです。
このスタジオが、浅草を訪れる観光客の方やご家族連れの方々に広く知られることで、将来的には鎌倉や京都といった別の観光地にも、次のスタジオを展開できる可能性があると考えています。そのためにも、まずはこの浅草のスタジオを、今後の展開につながる基盤として確立していきたいと考えています。
また、思い出づくりに関わるサービスを提供する企業さんであれば、ガジェットやプロダクトを展示する機会も多いと思います。そうしたアイテムをこのスタジオに並べ、ポップアップのように「ここに来れば、思い出にまつわるものを見て、触れて、体験できる」そんな場にしていけたらと考えています。
AO : 本日は貴重なお話をありがとうございました。
WEB非公開物件がございます
オーナー様ご希望によるWEB非公開の物件もございます。先ずは条件などお知らせ頂けましたら、非公開物件含めピッタリのオフィスをご提案させて頂きます。具体的な物件がお決まりでない場合でも問題ございません。無理なお勧めはしておりませんので、お気軽にお問い合わせください。
ご来店も歓迎です
オフィス移転は社内・社外ともに非公開に行われることが殆どです。そのためアットオフィスでは、基本的に訪問によるコンサルティングを行っておりますが、ご来店の相談も歓迎です。